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選択お題

1
華やかなる宴の朝
奴隷達は奇声をあげた
寄り添いながら笑いあうなら、
最後まで愛される夜の君
神が世界さえ憎むというのなら、せめて。
愛は喪失を伴う。
罰がなくても人が犯さない罪が、この世界に幾つあるだろう。
そのまま共に此処に居たとして
生ある限り
それで君が頷けるのなら、

2
消えたのは、ただひとつの、儚い、
何かを救うには、少しぐらい間違っているほうが良いのかもしれなかった。
遠い日に頬に流れた物体。
──愛の結晶ならば焦がれて解けてしまうから。
意味のない存在理由に吐き気がした。
君が逃げた理由は単純解明。
告げないまま死に臥すならば、
愛されて恋されてマイドール
苦い薬を飲みほして手に入れたものは、
囁かせたその言葉は今、ただ灰色の残像になって残っているだけだった。

3
壊れた人形の仕掛け糸が動く時
雲が僕らに向けてるのはいつだって影の面
ルールの分らないゲームにさんざん付き合わされて
世界を盾にして立ち上がれ
そんなところにまで闇が潜むなら、せめて僕らは晴れやかなるダンスを踊ろう
それはなんて美しい絶望の果実
そんなこと、知りはしないのだけれど。
短過ぎるとしか思えない
そのお綺麗な蝶を飛ばして、
花に寄らない蝶が居ないように。

4
その掌の繋がりの中で、彼女は小さく死んでいった。
貴女が深く突き刺したその傷痕から吹き出て溢れて流れ出した、とても美しい感情にため息を漏らしながら僕は。
憎い、憎い。お前はあいつを憎んでいるのだ、それは汚い感情ではないと、心の奥から声がする。
あなたが何処にいるのかは知らないが、それでも幸せで居て欲しいと思うこの気持ちがやはりあなたがあんなにも僕に求めていた愛という ものなのかもしれない のに。
薔薇に狂いを突き刺して、そのまま踊り死んでしまえばいい。
嗤え。嗤え。この世界の全てと、
林檎をかじり、よだれを垂らして、持ち上げたのは君の骨。

5
愛されなかった花
(僕はずっと君の事を知っていたよ、君は僕を知らなかったようだけど)
信じても良いというのなら信じよう、けれどそういってはくれないくせに。
雨は降らない。僕がこうして何ともなく無表情をたたえてただ空だけを頼りにしているのにも関わらず、代わりにないてくれたりなど。
恥ですか、醜聞ですか、それでも私は望んでなどいなかったのです。
鍵を君が持っているというのなら、僕が持っている錠前をはずしてあの人のもとへ行くがいい。君が入った後、僕は鍵を閉めて君とあの人 を閉じ込めてしまうか もしれないけれど。
この苦しさも、君がくれたというのならきっと耐えられたでしょう、
はなれていく、なぜならあなたは風だから
もう無理だ。理論など、論理などなく、最初に心が唸っている。もう無理だ、お前は何も出来はしないのだと。
出来ない理由を見つけられて、そのまま僕は何処へいくの。

6
疲れたと思える程歩いた記憶はないのだけれど。
いつになればさよならが言えるの
耐えられない痛みを受けて
それなりに息をひそめて私は私を頑張るから
何度だって死にたいよ
そうなの、僕なの、だれ。
君はどこどこどこどこどこどこど、
つまらない今日が終わる
夜はとにかく長くて、だから君を憎んでしまう。さよなら、
明日までが長いから、もう夜の中に貴方を閉じ込めてしまいたいの。

7
青い青い空があって、赤い赤い君がいる。
死んだらどうか笑って下さい。そのあと悲しくないように。
願わくばどうか君が死ぬ最後、僕の汚い魂を、その美しい瞳に映すことがありませんよう。
孤独の雨に塗れながら、君は空に向かって苦しそうに小さく笑った。
空の鼓動が鳴り終わり、そうして君は最大のフィナーレと称してその心臓に矢を付きたてた。
君がどうしてもと言うのなら、僕に止められることはたったの一つもないのだけれど。
大丈夫、きっとそう。こんなに辛くて悲しいことは、すぐに終わってしまうから。
久しぶりだねと笑う貴方を見ていると、どうしようもなく悲しい気持ちになって、何故だか泣いてしまったのです。貴方はそれが、とても 気に入らないようだっ たけれど。
答えではなく事実を。
欺瞞にどっぷりと漬けられた、毒の香りの花でも良いから、

8
果てが無いわ。始まりが何処からだったのか、分からないのと同じように。
死んだら私は何処へ行くの。無邪気な子どもはそう聞いた。――君が消える、それだけだよ。優しい青年はそう答えた。
秀麗の少年はやがて悪魔に恋をした。
届かなくても手を伸ばしてしまうのは、貴方が私にかけた呪いのせい。
コーヒーでも飲みましょうよ、全部忘れてしまいたいの。
そのナイフを持って、この首を引き裂いて、更にその中に私を見つけたならあなたは。
恋と呼べる程甘くはなく、愛と呼べる程強くも無かったけれど、
嘆き叫ぶ夜が終わるその瞬間に貴方に向けられていた矛先は揺らぐ。
氷が胸を引き裂いて痛くて泣き出しそう。
いつか光に照らされるなら、隣にいるのは君が良い。

9
ずっとずっと、願ってるんです。奇跡みたいに悪夢が訪れてくれるのを。
貴方が堕ちたいと言ったから、私は白いドレスを翻して、この高い崖から飛び降りて、そして
まだ願っている。そう考えずには居られない自分を憎むほどに思いながらも。
始まりだけは何時だってすてき。
君が見ている世界は確かに灰色かもしれなくて、そんなに美しいものではなくって、正直見辛いぐらいなのかもしれないけれど、それでも 世界は美しいのだと、 たとえ認識できなくとも、それさえ超える程に世界は美しいのだと、
悪い夢を見た。貴方と私が一緒に笑って微笑んでいられている。そんな綺麗な、ありえないほど幸せな世界。――ああ、悪い夢を見た。
貴方のことなんて大嫌いよと、そんな言葉を吐く君の手は痛々しいと思える程に僕の手を掴んでいて、
そんなに楽しそうに笑えるわけが、僕にはどうにも理解できそうにないのです。
頭に針がつめられて、今にも出てこようとしていて、それで僕の頭は割れそうで、つまりは、
死体でも良いから欲しいと思った王子様は、白雪姫を一体何処へ隠すおつもりだったのでしょう?

10
君が泣くのはとてもかわいそうで、何とか助けてやろうと思うのだけれど。
愛されていた頃を思い出した。現実を忘れてしまいそうになった。
真夜中に不意に、貴方の笑顔を思い出すのです。今はその笑顔は誰に向けられているのでしょう。今はあの幸せは誰に与えられているので しょう。
君のことは結構好きだよ。あの子の次の、次くらいには。
伸ばしても、かきすくめても、貴方にかすりもしませんね。
違うのだと叫びたい。違うのだ、そう言いたかったのではなかったのだと。
小さい頃から理想論は確かに嫌いだったけれど、それがこんなにも表面化してきたのはいつからだろう。
愛していなかった。そう考えると、きっと心も軽くなるのだろうに。
言葉なんて教えずに、ただ私への愛だけを叩き込めばよかったのだわ、
愛しているなんて言わなかった。愛していたなんて言えなかった。

11
バイオリンが聞こえて振り返ったの。でも私はピアノを弾けないわ。
ダンスだって踊れない。
赤いカーペットに赤いワインを零して、
本を開いて、両手に乗せて、そして二人は止めることも知らずに聖書を朗読する。
何も知らないよりはましだと思って君の手をとったのに、もう何も知りたくないと今僕は君を此処から突き落とそうとしている。
古き良き時代なんて嘘っぱち。
なんてことなの、弱虫なのね。
闇は云われたし。愛に服従されることはない、服従せよと。
荒廃した街を歩くには、白いドレスがよく似合う。
闇も光も、どちらも悪いことはない。安らぎにはいつだって闇が必要なのだから。

12
光はまるで当然の様に君のことを包むだろう。
切な過ぎる愛の骸で君はいつも場所を探す。
光が冷たい位に輝いていて、痛い程何も見えない。
世界と殴り合いをして、勝った方がこの世の支配者。
いつか貴方と同じ年になったら、真白のドレスを着て、深紅の口紅をつけて、青いダリアを胸に抱えて、その墓標の前で、
 超えてみたい壁だったのに、たどり着く前に壁が消えているなんて。
青い空に追いつくこともできずに鳥は泣く。
オルゴールなんて大嫌いよ、いくらねじを巻いたって、いつかとまってしまうもの。
はじけて、とまって、はいおわり。
そのまま二人で恋をしてね、

13
あの闇を切り裂く為の鋭い牙が欲しいの。
貴方ならくれるでしょう。人の痛みを知らないから。
花は咲き誇りそれを讃える様に蝶は舞う。
ひとり、ふたり、いなくなって。さあ私は何番目。
古びた最後、悲しい夜明け。朝は来るけど光はその城を覆わない。
されど、それでも、また何度でも。
まんてんのほしぞら まんてんのほしぞら そのなかのあなた。
貴方にだけでも世界が優しくありますように。
いつも見ていないと、貴方は何所かに消えてしまいそうだから。
夜は君のためにある。

14
誰かが私の名前を呼んでくれていたとしても、それが私に聞こえていなければ何の意味もないと思うと悲しい気分になる。
あの子が全てなくしてしまったとして、
貴方が私のほんの少しの嘘で、その針でいっぱいの心に少しでも安らぎを与えられるならそれでいいのです。
それでも君に恋をしたから、
優しさはひとすくいの砂糖ほど。
もう随分昔に忘れてしまっていたの。
それでも彼が戻ってきてくれるのではと信じている
色々と忘れたいことがある。
握り締めて壊れそうでその手から放して
ときどき、この世の全てが貴方のためにあるのではと思うのです

15
好きだと言ってうなずいてくれるのならばそうしました。
頷くことしか出来ない私に貴方を愛しているかなんて聞かないで下さい
君が一番綺麗なら
愛されないで白い花
おぼれたのなら、地獄を目指してでも君に会いに行く
運命は残酷に違いない。少しも手を休めてはくれないのだから。
まだ一度だって、好きと言った事はないのに。
もう既に終わった夢を見ているのかもしれない。そんな世界で、唯一の絶対である自分を、自分で壊さなくても良いだろう。
とまろうとしないきみへ。
小さく、静かに。決して早過ぎないように。

16
花が荒地で咲くのは当たり前だ。そこでしか生きていけないのだから。
生きていくのがつらいとき人はどうやって死の道を逝かずに行くのだろう。
そのなかへ、
女がほしかったのは盾ではなくてするどいひとつの剣だったのです
そのまま消えてくれはしないかと夜を越して願い続けた結果、私にわかったことはかみさまはいないということでした
何か忘れていることだけは覚えてるんだけど
もう少しなんだ(君を忘れてしまえるまで)
誰も君の名前なんて知らないかもしれないけれど、
失った言葉と対象に得られるものがないと不安になってしまってどうしようもなくてそれで
そうだなと笑うあの人の瞳はいつもより少しだけ優しそうだった。

17
すなわち攻撃的な愛情
甘くないと言ってくれ。
一度ぐらい忘れさせて、
何度でも繰り返してる
飲み込んだっていつかまた出てきてしまう、の、に、
そのままで十分大好きだったよ
きれいになりたいときみはなんどもないた。
言葉を美しく飾りつけて、
さすが彼女はやることが違う
忘れても何度でも思い出せるようにわたしたちは、

18
たとえば草を掴んだその手が醜くはないように、たとえば駆けて足の指先を汚した泥が醜くはないように、
望まれぬ望みと望まれた忘却
この手をあなたが離しても、わたしはもんくひとついいません。
悲しみが君を殺すなら残酷な宴を催してでも
文鳥は愛想を尽かして黙り込む
タナトスに似たその穏やかな手を掴んで、
ねえもっと穏やかに生きていたいの
彼は間違って世界を壊してしまっただけなのだ
さよならぼくの、
こんな所にずっといなくてもいいんだよ。

19
泣き叫べば君ほど可愛いものはない。
見えないの聞けないの終わりがないの。
空の庭園で探していたのはほんの少しの灰と骨
事を為し終えるにはまだまだ時間が掛かるのです。
呼んでくれれば、その時私があるだけの力で助けになります。
逃げなさいそうすれば失えるでしょう。
ただ一瞬のみでいい。ただ最後のひと時なのだ、穏やかで優しい、残酷なほどやさしい嘘が欲しい。
悲しみを和らげるのが涙だというのなら、首を伝う赤いそれもせめて僕だけは涙と呼ぼう。
命がけで彼らはその終わりを求めたのである。
今日のあなたを忘れないためにもう一度。

20
叫んで怒り狂って大事にして、
連れてくるな帰ってくるなそして二度と私の前に
貴方が生きてくれというのならそうしました。貴方が死んでくれというのなら殺しました。
この憎しみを浄化するのはどうしようもない愛だけなのだと、ようやくにして気づきました。
なんとしてでも生き永らえる秘訣。
私が貴方を愛せた事は、退屈なほど長いこの世界の中で指折りの素晴らしい事実でした。
死んで死んで死んでいなくなって。
全て私が私に向けた言葉
頭上を超えていく光、あれが天使です。
現実を超えるほど現実的だった

21
荒廃した灰色の空の下でその土の中から掬いあげた頭蓋骨を持って笑っているピエロのポケットには、
逃げるという選択肢もあるということを思い出させて下さい。
さあこれで終わってしまいました
不調の音階ばかり聞いていたからこそ気づけた素晴らしいこの音があった。
貴方のことを奇跡だとは思わないけれど、こうして今涙を流せる現実のことは本当に惨たらしい奇跡だと思います
弔い続けていたあの小さな闇の中でずっとずっとずっと
助けてと言えば助けてくれる、逃げたいと言えば逃がしてくれる。だからきっと死にたいと言えば殺してくれるだろう。
溢れて、零れそうな程の、この、
さあおいで、もうはやくおいで、そんなところからはやくぬけだしておいで、

22
消すぐらいなら最初から与えるな
ああなんてことだろういきぐるしいのです
さあさ、素敵なショーの始まりです。
見て行かれないんですか? これから全て始まるのに。
よんでいるよんでいるよんでいる、よんでいるのに!
それでも私は愛そうとして失敗したけれど、それでも私は憎もうとして挫折したけれど、
愛されるな愛されるなあいされるな。いつだって祈っています。
どれだけ叫ばれても変えられないものがあったのです、それは綺麗な友情でも恋でも愛でもなくて、そして私はそれらを一気に無駄にしま した。
そんなに逃げたかったのならはやく錠前を外せばよかったのに(僕はいつだって鍵を貴女の手の届く所に置いていました)

23
こんなに幸せだったから錯覚したのですね、もしかしたらずっとそうなのではないかと。
何も知らなかったのではありません、全部知っていたのです。
見栄っ張りのくせにどうして私を助けたの
取り返すのに必死で残っていたものをすべて失いました、
ずっと君は数を数えていましたね。
高らかに星の下で貴方は小さな歌を歌った
それは与えられた美しいしあわせ

24
緑色の雨が泣く。雫一つ一つが嗤い出す。
意味なんてありはしないのに探し求めてみるだなんて。
なんだか眠くて仕方ない、目をこすると、ぼやけた視界の中に光が見えた気がしたのだが、それでも私は眠ってしまった。
一言私に愛を下さい
静かに貴方がみつめた私の手には彼女の欠片が眠っていた
こんなにも酷い悲しみを、皮肉な事に今日私は初めて知ったのです。
押し殺して泣いて泣いて泣いて
手を伸ばすともうそこには、

25
これからは私我儘に生きるの
あそこに見える狂気に笑えますか
これが貴方を思って書いた歌です
白は白以上に美しくなる。
探して、お願いだからさがして
愛を探して旅に出た
化猫が嗤う日
幸福の確認は孤独なくしてはあり得ないわ(へえ、じゃあ私は幸せなわけだ)
どうしてこんなにも焦がれる、
天空に光る漆黒の翼が破れ、切り裂かれ、そして、

26
何も見えないでしょう私が塞いでいるのだから。
夢に消えそうな、ほんの少しの思い出
待って、そのまま。待って!
あんな風にはいかないの?
この世界の所有者は貴方。
我儘な世界の支配者
貴方の事を信じていたわけではなかったけれど、それでも私は哀しかったのです。
世界は不思議な程真実で満ちている。
私がまだ生きているのは、きっと夜があるからだ。
朝は来る、たとえ夜が終わらなくとも

27
彼が必死に生きようとしたこの世界は、こんなにもあさましいものだっただろうか
彼は夢を失った。だがそれでも生きている。
美しいのは勿論だけれど、
魔女の裁判で喜ぶのは魔女だけだ。
泥臭い雨水に打たれながら、彼女は世界の名前を呼んだ
彼女の作る世界はだいたいにおいて美しい
その世界にどれほど焦がれていただろう
貴方の為に生まれてきたわけではないけれど、貴方の為に死ぬことならいくらでも出来るでしょう
伸びる声はどうしようにも言葉以上に何かを伝えられるような気がして、詩人の私はそれがどうにも羨ましかった。
暗闇の中で狂気を盾に踊っているのは一匹の人間

28
薄茶色の瞳は決して地味なんかじゃない、
世界の中に幸せは無いけれど、少なくともその卵ならそこらじゅうに落ちている
この箱は渡さない。多分私の腕を一本か二本切り落とした所で、その願いはかなわない。
未来はそこにある。ただ信じられないほど近いから、見えないような気がするだけだ。
あなたの顔、声、姿に酷く見覚えがあった。
神が愛された獣は漆黒の体をしていた。
止められない思いなんてあるわけがない、それは君から生まれたものだ
あなたのために犠牲にしましょう
生贄は最後に幸せそうに嗤った

29
意味なんてないだろう、探すだけ無駄だろう。とりあえず進んでみるのがまだ得策というものだ。
生きる意味や理由なんて、死んだあと冥土で精一杯考えればいいだろうに
自分の事は大事だ、あなたのことは好きだ。
寒さと暗さに身を震わせ、彼女は静かに空を見上げた
このままでいいんですか(いいわけないでしょう)
愛していますは魔法の言葉だ。大概の罪はこの言葉で免罪される。
貴方には幸せがよく似合う
そうか、そこですか。ではどうぞ幸せになりなさい。
どんな人にも欠点があるのではなく、どんな人にも一つぐらいは良い所があると考える方が賢明と言うものかと。
永遠を服従させることは出来ない。

30
見つけた、と感じた。これで私の役目は終わったのだ。
これが貴方の為に咲いた花です
空虚には二種類ある。何もないのだと錯覚している場合と、救いようが無いほど本当に何も無い場合だ。
この世でこれ以上素晴らしい愛があるだろうか、と、
これから君は君以上に美しくなる――だからもう心配はいらない。
恋愛は狂気で家族愛は本能だ。だからこの世で一番の愛情は多分友情。
愛を超えて進んだ先にあるのは
ただ何もかも捨てて生きてきた、だからもうこれは渡さない。
貴方の作る物語はいつも同じだ
どうしてそうとらわれなければならないのか、もうとびらはあいている。

31
貴方の中にも天使がいるのでしょう
生きるというのはいやになる
私に与えられているのはこれだけだ
いきたくないけれどしにたくはない
ほっとする、それだけで落胆する。
君が歌でしか伝えられなかったことを、次は僕が文字で記そう。
私たちは不可能を可能にしようとしてそれに失敗した。
王は貴方だ、他の誰でもないだろう
貴方の言いなりになるのは何処か心地よい
闇の中に私は一つの石を見つけた

32
グレーの記憶を掘り進めれば、そこには一つの髪束がある
墓標は言った、さあ私を称えよ
人間は生きる為に生れてきた、そして生きるというのは死ぬということだ。
そうして彼女は生きようとした
鎮魂歌は歌わない、貴方は何よりそれが嫌いだったから(管理人による消化例
さあ愛がやってきたよ
いかにロマンを殺そうか
世界は全て僕の物だ
少女の持つ魂
飛びなさい、空を知っているでしょう

33
貴方は貴方を選んで生まれてきた。
どうしても幸せになりたかった
其の人の心は私なぞが手に出来る様な物では到底無かった
この憎しみを知っている。この苦しみを知っている。
帰ってきなさい、ここしか君の居場所はないよ
月は赤くはならない
何を迷っている、答えは決まっているくせに
気付いたら私は深海にいた
聡明な子供と愚かだった王女
憧れは簡単には消せない

34
立ち上がれ、走れ走れ走れ。
親切な死神は僕に骨をくれた
世界の最下層には誰も知らない庭園がある
一匹の人間
逃げて笑って慟哭して、全てが終わってから貴方を愛した。
最後に聞こえたのは何の素っ気もない、
衝動が酷くて愛に飢えそうだった
手を伸ばしたところで、剣をとったところで、何が手に入るというのだ?
我々は奪う事しか能が無い
光は彼女を照らそうと必死だった

35
闇は彼を隠そうと決死だった
ようやく過去の愛が孵る
どうして美しく生まれなかったんだろう
君から見たらきっと世界は馬鹿だらけだ
素敵な物語、問題はこれが現実だということ。
何よりもどうしようもなく、
世界が色づいてあなたが振り向けば、それですでにここは楽園
喪失から自己を亡くして、僕らは与えられたがりだ
そんなに生きたいのです、か、
無駄で美しくない時間、それでも僕は過ごさねばならない

36
誰かが見てくれることが重要なのではない、ただここにはひとつの美学があるだけだ
どうしたらいいだろう、どうしたら許してくれるだろう、どうしたら愛してくれるだろう
あなたは愛してくれるふりをして私を絶望させている
僕らの旅路は長すぎて、それが永遠のように思えてしまうから不思議だ。出口のない迷路に入れるはずがないのに。
行って帰ってきたらまた行く、それがあなた
私はただ、雲が雨を降らすのよりも自然に、
見つめることは罪ではない
煩雑な夢の中
続く言葉が見つからない、私はそれしかできることはもうないのに
この手にいっぱいの希望をありがとう

37
次はもっと穏やかに貴方を好きになる
両手にいっぱい、ありがとう。
もう貴方から頂く物は何もない
愛しています、ただそれだけです
不思議なぐらいに無能な奴らだ
もしかしたらあんな風に生きれていたのかもしれない
何処にもいかないで
貴方が見詰める先にはいつも光がない
彼が求めていたものは本当に他愛もない、誰もが手に出来るような小さなものだった
がむしゃらになるというのは、まあ、良いものです。

38
どうしてあなたはわたしのものじゃないの
そうやって引き寄せて、少し飽きたらすぐに捨ててしまうくせに
振り返ればそこには恐ろしくて美しい天使様
お前はなにも与えてくれない
幸せなの、ねえ、
私はあなたのことをとても知りたくて、
こんなに冷たい雨の中、あたしを置いていったりしないで。
あたしはあなたのことを愛することはできないけれど、
息をするのさえまどろっこしいほどに、あなたのことが好きでした。
氷の中で生き絶えながら、僕はずっと君が逃げるのを待っている。

39
あんな無邪気な愛を誰が否定出来るだろう、でも多分彼女はそうする。
「無邪気だね」「ええそうなんです」(だから君は幸せだと言うんだよ)
大事なのは自分はいつだって正しいのだと知っているかどうかだ。
欲しい時に限って大抵君は見つからない。
さあ、鬼しか居ないかくれんぼの始まりだ。
私の正義は貴方とすぐにぶつかる
さあこれで終わりだ、城の無い僕の前に跪け。
愛してよ、ねえ、僕のことを忘れないで
輪郭の無い言葉、崩れた愛にかすれてる魂
そろそろ私だって付き合い方を覚えたんだ

40
世界は多分、はっとするほど生きにくい
たとえどれだけ自分を好きになっても、貴方がかすれてしまうことはきっとないだろう
この懸命な怠惰感をどうにかして。
僕の名前を教えてよ
誰一人いない鮮やかな世界で風とたわむれながら毎朝君のなきがらにキスを落として、そんな狂った千年の生が欲しい。
ねえこんなのも悪くないよ
(知ってるかい)(この世は愛と狂気で出来ているんだよ)
何度だって夢をみたい
なあもういいだろ頼むから、
次は幸せになるから、また私の歌を聞いて欲しい

41
口内で転がした眼球、不味くて苦い、だけど少しだけ胡桃に似てる。
あなたのためならば何度だって嘘を潰そう
ずっと夢をみていて、私はとても幸せだった
貴方は私の言葉で何度も泣くかもしれないけど、それでも何度でも私は貴方にこう言うしかない、
やっと運が向いてきたの
幸せになりたい、のに
甘やかして落として、そのまま知らないふりをして
最大音量で体中をかきまわす、その時だけ生きている音がした
損なわれ続けていることを感じながら、愛されていないということはどうしてこうも大変に痛々しいことなのだろう
欲しいものもやりたいことも特にない、ただ惰性で僕は生きている

42
さよならも忘れてしまったの
結局君に勝てない、知っているよ
だからなんだっていうんだ
本当に、お願いだから裏切らないで
こんなに辛いことだなんて思わなかった
息を殺して心まで死に絶えて
あたしのことだって助けてよ
死にたいなんてわめけない
貴方の愛を少しでも感じたから、私多分幸せになるわ
砂漠に撒かれた小さな灰の中に、私やっと貴方を見つけたの

43
何もいらないから私をそっとしておいて
28時の言葉達、どろどろに溶けて石鹸も使えない
わたしにあとなにがあれば、あなたはわたしをあいしてくれるの
重工業の音、むき出しの針がね、そして空は赤い
電柱の上、ピエロの仮装をした君
少しずついらないものが増えていって、面倒がかさばってきて、しがらみが多くなってきたら、それはもう大人になった証拠
あなたのようになれるなら、ここをでるのもわるくない
義務のように毎晩送られてくるメール、もうあきあきなの ここに愛がなくて
本当に些細なことであいされていると実感する。

44
あなたにしか伝えられないものがある
少しずつ毒を飲みながら毎日をやり過ごして、そうしていつか死の朝がくる
一人で生きていくというのはこの世で素敵に尊いこと
やりたいこともないつらいこともないけど、でもせめて楽しそうに生きているの
流れていく貴方が、流れていく心が、ねえ流れていく、すべて、あの、
私のために生まれ私のために生きて私を看取ってそれから貴方の人生が始まるの
この募るいらだちをどこにぶつければいいかわからないの
こんなことのために生まれてきたわけじゃない、分かるのはそれだけ
奇跡を待つだけの簡単なお仕事です。
私の心をいやすことはあなたには出来ない、いえ、あなただからこそ

45
そうして語られる不都合な真実
君のために、と思いだけは上等なその感じ
ああなりたかった、ああ、ああなりたかった! 私が持っていないもの、私が欲しかったもの、そうよそこには全てがあるの
私はいつだって不器用で愚かでどうしようもない、でもそんなことは私だけが知っていればいいこと
不幸になるために貴方を遠ざけた
私が欲しいもの貴方が欲しかったもの、けっして矛盾してはいなかったわ。
こうして幸せはきれいな海の泡になりました。
誤解されたって一向に構わない
私のために貴方はこの海の底にしずむの
僕だけの君になって、言えなかった馬鹿みたい

46
どうにもならないことだってあるけれど、それでもそんな結末を選んだ貴方を美しいと思うのです。
何度も何度も夢の中で君を諦めた
本当に最後の一瞬、私は生涯の伴侶ではなく、あなたほうを向いて笑うのです
きっとこれからさき手に入れることはない、それどころかほとんど触れることすらないであろうあなたを愛せた意義というものだって、 きっとあるのです。
諦念の美しさを失恋の美しさを勝手に誤解する、そんなご都合主義な感情
叶わなくとも構わない、強がりでもなんでもなくて
伸ばしても掻きすくめても掴めない、だからこそそれを光と呼ぶのです。
必死にあなたを忘れながら、ついでに私は生きていく
非常に陳腐な物言いだけれど、嘘も嫉妬も混じらずに、あなたがいきているだけでいいのです。
たとえば海の波のように、ずっと幸せが君に訪れますようにと

47
口をぱくぱく、君の言葉をたべている

古いお題を時たま整理しています。
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