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自業自得の馬鹿の為に御集り頂き光栄です、皆様。
此処に来て下さった、という事は、
管理人を助けて下さる覚悟が出来た、という所でしょうか。
では、それを前提としてお話を始めさせて頂きます。
まずは諸注意を。
・相手は「龍」です。
彼は管理人より頭が良いですが、
今回は私が貴方達を先導するという予想外の出来事が起こりました。
つまり、龍は貴方達が来るというのを全く予測していなかった面があります。
そのため、謎は貴方達が解けないものでは決してありません。
何故言い切れるかって?
だって、今貴方がしているのは『何でも調べられるネット』だからです。
そんなにも優れている情報収集のツールがあれば、
ほんの少しの閃きと知恵だけで、謎はいとも簡単に解ける事でしょう。
・ドアが必ずしもあるわけではありません。
ドアを開けて奥に進む……そんな場合もあるでしょう。ここは館なのですから。
しかし言わせてもらうと、相手は「龍」なのです。
ドアなど無視して、飛んでしまう方が遙かに楽です。
ですから、その部屋に「ドア」が無い事も珍しい事ではありません。
どうするかって?
そこが知恵です。
龍はそう記憶能力が優れている訳ではありません。
知能は管理人より少し上。その程度。
だから、帰還時に自分が残した仕掛けのキーを忘れてしまわない様に、
必ずその部屋の何処かに何かヒントを隠しています。
それを見つけ、ヒントを元に鍵を見つけましょう。
そうすれば、ドアなど無くても貴方は次の部屋へ行けます。
行き方はご存じですね?
アドレスバー、と呼ばれるあれに、鍵を差し込めば良いのです。
勿論、.htmlの部分は消さないで下さいね。
ちなみに、ひらがな、漢字、カタカナ等の日本語である事はありえません。
かならず半角の数字・アルファベットです。
もし鍵が当たっていれば、直接ではなくとも貴方は次の部屋へ行く事ができます。
・鍵には種類があります。
鍵、それを見つけたはいいものの、鍵の表し方はいくらでもあることでしょう。
たとえば、答えが「1」であれば、「1」「one」「iti」「first」……その他、ドイツ語やら何やら考えればきりがありません。
しかし、ここでもまた役に立つのは、相手が「龍」であるということ。
相手は龍ですから……というとご都合主義に聞こえますが、彼は記号が使えません。
また、そう頭が良いわけでもない、という事もお話したと思います。
ですから、話せるのは日本語と少々の英語のみ。犬=dog、程度の英語力です。
多分、大文字という存在すら知らない事でしょう。
ですから、鍵は必ず小文字であり、英語か日本語のどちらかである、
と見て良いと思います。
さて、注意はこの程度でしょうか。
では、ここからお部屋をお探し下さい。
私は此処で、また後からやってくる冒険者の事も導いてやらねばなりません。
しかし、貴方が開け放った鍵の後を追って、少しだけなら顔を出せると思います。
……え?
ああ、あの血文字ですか。
あれは少し目触りでしたので、私の方で片づけておきましたよ。
それが何か気がかりでも?
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